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●全国の茶産地とその呼び名
まずは、全国の茶産地と産地別の呼び名を日本智頭で説明しました。産地により異なる茶の風味があり、自園茶はその土地の味覚を楽しむもの。
●自園茶とテロワール
自園茶とは、1軒の茶農家が、自分の茶畑と茶工場を持ち、栽培・製茶・袋詰めまでを一貫生産するスタイル。それは良質ワインと同じ「自園栽培・自家醸造」の生産方法に相当するもの。まさに※テロワールなお茶と言える。
※テロワール:フランス語で直接的な意味は地方、産地、大地のことですが、テロワールが表現する意味あいは「局地的気候、地形、地質土壌などの自然要件と人と暮らしを含む、複合的な地域性」とかなり広い範囲を含み、さらにワインの世界では、広く深く時間軸をも擁し、その土地の歴史文化を含む空間のようです。
●日本国内の有機認証茶
日本国内の茶総生産量9万トンに対し、有機認証茶の割合は1.6%の1440トン。認証取得の自園茶農家は約100数十軒余り。
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●ジャコモ・モヨーリ氏による、日本の有機自園茶への見解
2005年4付、イタリアスローフード協会のジャコモ・モヨーリ氏来日の折り、静岡有機茶農家の会を視察されました。お茶好きでワインの権威でもあるモヨーリ氏は、視察後日本の有機自園茶に対する見解を次のように述べました。
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<ジャコモ.モヨーリ氏の見解>
1、各地に地域と関わる多様なお茶の種類と味わいがある。
2、茶畑と人を特定できるお茶は味わいにおいてもその土地の味覚を象徴できる素材であり「土地の記憶」として探究し、その価値を高めていく可能性を有している。
3、多様であるはずのお茶の生産・加工が、残念ながら現在の日本では均質化の傾向にある。
4、均質化の過程が、農薬や化学肥料の使用を増大し、結果安全性の低下、環境汚染の進行が表面化している。
5、このような状況を解決する手段として、有機栽培で地域ごとの味わいの追求が可能な、自園茶農家の存在を、国内外に広く認知される行動を起すこと。それはスローフード協会の活動目標にもなり得るテーマである。
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●一園逸茶運動の企画提案について
ジャコモ氏の見解を受け、具体的に行動していくために木原氏が一園逸茶運動を提案。ジャコモ氏とともに運動の呼び掛け世話人となり、取組みに至るまでの経緯を説明しました。
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●一園逸茶運動の取組み
食卓の上の考える素材として「有機自園茶」をキーとし、一園逸茶のネットワーキングを開始。全国の有機自園茶農家に呼び掛けを行いました。地域の茶を残し、多様な茶文化を伝え、茶農家においては、有機栽培技術の向上、製茶技術の向上も目指すものとする。全国の有機自園茶農家と消費者の間に、まちと村を結び、未来の地球に引き継ぐ、希望行動計画の呼び掛けです。
本日(2006年10月68日)までに、呼び掛け110〜120軒中、26軒の自園茶農家が集まり、本日の発表を持って一園逸茶は一歩踏み出しました。
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●有機自園茶農家の実際
季節の茶畑風景、家族でお茶刈り風景、製茶工程、茶工場での作業風景、病害虫の被害、地域による新芽の成長具合の比較、茶農家の思いなどをスライドを使って説明しました。なかなか目にする機会のない、日本の茶園の様子を、お客様は食い入るように見つめていました。
※以下、木原氏のスライドより抜粋 |
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